Company

contents

President’s resume-社長の履歴書

いろんな会社の代表の方の「ごあいさつ」という名の、履歴書を拝見することがあります。
もしこれがお見合いの釣書なら、お相手のご両親が泣いて喜びそうなほど、みなさん、とても立派な経歴をお持ちです。

さて、あらためて自分が「ごあいさつ」をする立場となり、あれこれ考えてみますが。
というか、いまさら考えたところでなにも変わりませんが。
謙遜でもなんでもなく、誰かに褒められるような、あるいは羨ましがられるような、そんな立派な経歴はありません。

それでも、いまなぜ、この仕事をしているのか?
この仕事を通じて、実現したい未来はなんなのか?
自分自身を見つめ直しながら、すこしお話したいと思います。

「テクノウッド寺田」と「cozy.」という、ふたつの顔

わたしたちには「株式会社テクノウッド寺田」と「cozy.」という、ふたつの顔があります。
そのどちらも“家具”に関わる仕事をしているという点では同じですし、そもそもなかで働くひとたちは全員いっしょです。
では、なにが違うのか?
ものすごくざっくり説明すると、お仕事をさせていただくお客様が違います。

「テクノウッド寺田」はおもに建設業者様・設計事務所様・法人のお客様にむけて、
「cozy.」はおもに個人のお客様にむけての入り口です。

なかに入れば、個人や法人、小さな家具も大きな家具も、設計職も家具職人も関係なく、それぞれのフィールドで培った経験を相互に、ポジティブに作用し合いながら、ご注文いただいた家具ごとに、最善手をもって設計・製作に取り組んでいます。

家具とは家のなかの道具です。
よい道具であり続けるために、使いはじめたときのなんともいえない心躍る感覚ももちろん大切ですが、使い続けて暮らしにすっかり馴染んでからのほうが重要で意義があります。

どんなお仕事でも、よいもの、ご要望にこたえるものをつくることは当たり前です。
わたしたちは、家具をつくることを通じて、家具を収めたあとの、日々の生活に思いを寄せ、よりよくなる提案をいたします。

あなたとともに歳を重ねていく家具のメンテナンスまで、あなたとともに長く丁寧に携わってゆくことが、わたしたちの願いであり、オーダー家具をつくる会社として、あるべき姿だと思っています。


□テクノウッド寺田について

テクノウッド寺田は、1971年(昭和46年)初代 寺田哲夫が独立、寺田木工家具として創業したのが始まりでした。
富山県黒部市を拠点に50年以上にわたり、新築・改修にかかわらず、公共施設、教育・福祉施設、商業施設、そしてオフィスビルから戸建て住宅、集合住宅まで、県内外のあらゆる建設工事の造作家具工事に、深く、一心に携わっています。

スタンダードな家具はもちろん、家具デザイナーの作品まで。
50年以上にわたり培ってきた信頼と経験、確かな技術力で、多くの建設業者様や設計事務所様から「この家具は寺田さんでなければ」という、嬉しいお言葉とともに直接ご注文いただいています。
「こんな家具なんだけど…」と設計段階からご相談を受けることも多く、確かな技術力と経験をフル稼働し、設計前から施工後まで、どんなご要望・ご相談にも柔軟に誠実に、そして迅速に対応させていただきます。

□cozy. について

「cozy.」は株式会社テクノウッド寺田が運営する、オーダーメイド家具(造作家具)やオーダーキッチンなど暮らしにまつわる設計デザイン事務所であり、家具を中心にさまざまな暮らしの道具をプロデュースするファクトリーショップでもあります。
「cozy.」はショップの屋号でもあり、わたしたちがお届けするプロダクトのブランド名でもあります。

おもに個人のみなさまに向け、さまざまな家具や空間の提案をしています。
ご来社いただければ、小さなショップスペースですが、オリジナル家具や雑貨を実際に手にとってご覧いただけます。
また、実際の家具や材料をご覧いただきながら、オーダー家具の打ち合わせもさせていただきます。

企業理念

社員一人ひとりの資質向上が、社員自身の幸福につながり、製品の品質向上を確立し、
お客様のライフカルチャーの質的向上に貢献し、お客様の幸福に寄与する。

わたしたちが考えること

数値化できない心地よさを、高度に具現化する

家具は「小さな建築」です。
そこに求められるのは、高度な知識と技術。
限られた空間に収まりながらも、充分に機能を果たす精巧さ。
線を面にし、面を形にし、形が温度を持ち、あるべき場所で人とともに存在していく。

いいモノには目に見える部分はもちろん、触れて、使ってみてはじめてわかる数値化できない心地よさが必ずあります。
その心地よさを高度に具現化するために、わたしたちは加工ひとつで幾通りにも表情を変える木にこだわって家具をつくっています。

確かな技術力と経験+変化に対応するスピード力

生活空間に対する人々の意識の変化とともに、多様化・個性化などライフカルチャーの質的向上が進む現代建築。
家具製作においても、技術力といったハード面だけでなく、ユーザーの視点で考え、時代の変動を察知していくソフト面での資質向上が求められるようになってきました。

家具は作り手のものではなく、あくまで使い手のものです。
コンセプトと時代の流れに接点を見出し、空間に付加価値を与えていくことがわたしたちの仕事であり、課題でもあります。
そして常に支持され選ばれる家具製造会社でありつづけるために、長年蓄積してきた確かな技術力と経験といった財産に加え、変化に対応するスピードを持つことが大切だと考えています。
また社員一人ひとりが高い意識と明確な目標をもって仕事に取り組み、お客様と設計部と製造部、その全てが常に密な状態で、正確にニーズを反映した製作を実現する環境をつくりあげていきたいと考えています。

わたしたちが考える優れた家具製造工場とは

●高い技術力+お客様のあらゆるニーズに対応できる力があること
●製作が合理化され、かつクオリティコントロールができていること
●技術向上への努力、環境対策へのアプローチが常になされていること
●職人同士のコミュニケーションがよく取れていること


わたしたちが考える優れた技術者とは

●図面の向こう側にあるニュアンスや意図をくみ取り、
 お客様や設計者のイメージやデザインを形にできる理解力を持っていること
●単なる道具ではなく、その家具のユーザーやその先の暮らしを見つめたものづくりの姿勢があること
●仕事のスケジュール管理と作業の合理化ができていること
●あいさつや身だしなみなど当たり前のことがきちんとできていること

会社概要

スクロールできます
社名株式会社テクノウッド寺田
住所〒938‐0801 富山県黒部市荻生860
TEL0765‐52‐1892(代)
0765‐52‐5050(cozy.直通)
FAX0765‐52‐2088
MAILinfo@cozy.cc
代表者代表取締役 寺田 晃
従業員数8名(設計職兼技術職1名、技術職5名、企画・事務職1名、非常勤職1名)
資本金1,000万円
建設業の種類内装仕上工事業
業種木製品製造加工
業務内容オーダー家具および木製品のデザイン設計・製作・施工
オリジナル家具および木製品の企画・デザイン設計・製作・販売
木製建具・ドアのデザイン設計・製作・施工
家具塗装
家具および室内(床や柱等)修理
家具改修・改造・リモデル
店舗・SOHO・オフィス内装のデザイン設計・リノベーション
建築業許可番号富山県知事許可(般‐18)第9795号
主要取引先
*順不同・敬称略
YKK株式会社  第一建設株式会社  黒部エムテック株式会社
桜井建設株式会社  大高建設株式会社  平野工務店株式会社
タカハタ工業株式会社  吉原建設株式会社  株式会社米三
大信建設興業株式会社  廣川建設工業株式会社  株式会社新興
株式会社藤江和子アトリエ

営業時間

□Monday-Friday | 平日
事務所および工場 | AM8:00~PM5:00
ファクトリーショップ | AM8:00~PM7:00
*Lunch break 昼休憩|PM12:00-1:00の間はクローズします
*ショップもPM5:00にクローズする場合がございます

□Weekends&Holiday | 土日および祝日
Advance reservation only|基本的にはお休みですが、ご予約の方のみ対応させていただきます
お電話メールにて事前のお問い合わせ・ご予約をお願いいたします

アクセス

採用情報

わたしたちにとって人材は、人財です

家具がつくれたり、図面がかけたり、いわゆる即戦力になってくれるかたは、とても魅力的です。
なぜなら家具職人に限らずですが、職人と呼ばれる人材は高齢化が進み、どんどん減ってきていますから。

わたしたちの会社には、現在20代~70代の職人が6名在籍しています。
人材の育成とベテラン職人から若手職人への技術の継承は大きな課題だと感じています。

表面的な技術は何度か繰り返せば、それなりに身につくかもしれませんし、知識も覚えることはできるでしょうが、そこに経験というバックボーンが備わらなければ、技術の熟成や応用力は身につかないと思います。
ベテラン職人が経験から得た「感覚」というものは、そのまま形にして伝えることはできません。

いま、若手職人は前向きに貪欲に仕事に、家具に向き合ってくれている。そのことが弊社の未来をあかるく照らしてくれています。
わたしたちにとって人材は、人財です。

わたしたちが一緒にはたらく仲間に求めるもの

それでも、わたしたちが一緒にはたらく仲間に求めるものは、即戦力ではありません。

オーダー家具をつくる作業は、使い手であるお客様と、聞き手であるスタッフや設計者と、作り手である家具職人との共同作業です。
職人が向き合うべきは家具だけでなく、その先にいらっしゃるお客様と、さらにその先にあるお客様の未来の暮らしだと思います。
お客様の思い、求めること、設計者の意図、材料の性質などを理解し、咀嚼し、かたちにする力が必要であり、そのために他者と丁寧に積極的にコミュニケーションがとれる力が必要です。

コミュニケーション能力は一朝一夕に身につくものではありませんが、努力することはできます。
その努力の第一歩として、一緒にはたらく仲間同士でも、お客様や現場監督さんや他社の作業員さんにも、きちんと気持ちのいいあいさつができるひとであることが大切です。

よく建設現場に行くと、車のダッシュボードの上に足を載せてタバコをふかしてるような作業員さんをみかけます。
あまり気分のよいものではありませんし、お客様や近隣の方がみたら怖いなと思うかもしれません。
弊社の職人にそのようなことをするひとは、ひとりもいません。仮にいたら、それを注意できる関係性ができています。
身だしなみや節度ある態度は、職人である前にひととして大切なことです。

どれも特別に難しいことではありませんが、弊社が職人やスタッフを採用する際に重視し、求めていることです。


現在募集中の職種

*現在、積極的に採用を募集している職種はございませんが、家具製作経験者の方や弊社にご興味のある方がございましたら、メールにてお問い合わせください。

contents