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2013.9.26

10年の節目を前に-Renewed website

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今から約10年前、わたしたちcozy.は産声をあげました。
その頃は、うちのような小さな会社がwebsiteを持つことはまだめずらしくて、でもその可能性を信じたわたしたちは、熱に浮かされるような気持ちで、サイトの立ち上げに取り組んだものです。

当時まだ結婚して数ヶ月だったと思います。結婚式を挙げなかったので、なんだか夫婦になったという実感もあまりないままだったわたしでしたが、いっしょにご飯をたべる、TVを観る、たあいのない会話、笑う、けんかする、また笑う・・・そうやって毎日息をするように、ごくごく自然な感じですこしずつ夫婦になっていっているという感じだったと思います。そんなときに一緒にwebsiteをつくるという作業が、どこか曖昧にしていた互いの将来のヴィジョンを共有するきっかけになり、わたしたちを一気に人生の同志に押し上げたような気がします。

はじめてのcozy.websiteが完成した時、わたしはこう書いていました。
『ケーキカットのように華やかなライティングも喝采もないけれど、
 たくさんのひとに支えられて、やっと完成したホームページは、
 ふたりの最初の「共同作業」。
 このホームページがたくさんのひとの目に、心にとまりますように。
 そしてオーダー家具というものを通じて、
 たくさんの方と素晴らしい「共同作業」ができますように。』

10年の長いあいだ、悲喜交々な夫婦や家族のライフイベントもいくつか経験しました。わたしが本格的に会社の業務全般に携わるようになり、人生で背負うものも増え、夫婦としても互いに乗り越えるべき課題を抱えつつ、それでもふたりでひとつの人生を歩いているのだと実感します。
お仕事でも、さまざまな現場に携わることができ、いい設計者の方といいものをつくり上げる経験をたくさんさせていただきました。cozy.ができて、それまであまりご縁のなかった個人のお客様とのお仕事も増え、縁とはこういうものなのだなぁと感じるような、心に残るすてきな方との出会いもたくさんありました。
オーダー家具というカテゴリーにとどまらず、こだわらず、わたしたちがよいと思うものをよいと思ってくださる方にお届けしたいという想いから、オリジナル家具や雑貨類の製作・販売もはじめました。

わたしたちが10年前に思い描いていたヴィジョンは、そのとおりに実現できたかというと、正直自信はありません。それでも、普通のひとよりずっと時間はかかっているかもしれないけれど、ゆっくりとあるべきかたち、こうありたいと思う姿に近づいていると思いますし、実現するための推進力も得てきたと思います。
要領もわるく、がんばりもまだまだ足りません。商売もけして上手とはいえず、不器用で、あとからこうすればよかったのかもと思うこともあります。それでも、あとからついてくるものを信じて、いまはゆっくりでも、前に進むときだと思います。
cozy.が10年の節目を迎えるにあたり、より多くの方にお届けしたい、より多くの方とつながりたいという思い、そしてより多くの方との「共同作業」がしたいのだという思いをつよくしています。

今日から、websiteを全面的にリニューアルし、web shopもスタートします。
webは目に見えない魔法の道具ではありません。websiteが魔法のような出会いをあたえてくれたことも事実としてありますが、これからはより多くの出会いを積極的に求めていきたいと思います。
写真は去年の年末にcozy.の看板をつくったときのものです。どこに立てようか、どんなふうにみえるかなと、職人さんもいっしょになって、いい大人がわくわくして立てた思い出があります。完成したときはうれしくて、寒いのに、鼻水をすすりながら何度も何度も見にいきました。寒空の下、みんな笑顔で、わたしも何度もシャッターをきりました。
「わたしたちはここにいる」と、ちいさく主張をした瞬間です。このときの気持ちを、このwebsiteにつないでいきたいと思います。
cozy.のことをより広く、深く、さまざまな角度から知っていただけるようなサイトをめざしていきます。
そしてcozy.のことをいいなと思ってくださった方が、家具のように形としてあるものはもちろん、それらに付随する形のないものにも、心から満足していただけるような、商品や暮らしを提案しつづけていきます。

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